DVDを作りたいと思ったら〜DVD制作徹底解説③
というわけで、デザイン関連をうまく乗り切れたとすれば
DVD100枚がおよそ10万円で出来ました。
一枚あたり1,000円ぐらいです。
これと同じ方法で30枚にした場合と300枚にした場合も考えてみましょう。
30枚でも300枚でもオーサリング費用は変わりませんので
30枚ですと6万円+1万円=7万円
100枚が6万円+3万円=9万円
300枚だと6万円+9万円=15万円
おおよその金額が見えてきます。
あとは販売予定価格や記念品で配る場合は
予算と照らし合わせ発注枚数を決定すると良いかと思います。
あと重要なのが収録時間です。
先ほどシミュレーションで、上演時間90分と想定しましたが
DVDには一体何分まで入るんでしょうか?
実は何分でも入ります。
DVDには4.7GBまでのデータ量が入ります。
ですので、映像データをぎゅっと押しつぶして圧縮すれば
2時間でも3時間でも入ります。
ですが、当然画質などは悪くなります。
私の個人的な体感では90分が一つの目安なのかなと思います。
それを超える場合は、2枚組もしくは2層式と言って
一枚のDVDに2倍のデータ量が入るものにするのも一案です。
ちなみにBlu-rayだとDVDの5倍ぐらい入ります。
実際、4.7GBって?イメージできない方も多いと思いますが、
我々映像業者からすると、え?それしか入らないの?って感じです。
私どもが一つの作品を仕上げた時のデータ量は、90分であれば
フルHD非圧縮で150GBぐらいにはなります。
それを4.7GBに圧縮するわけですから1/30に押しつぶす感覚です。
ですので、本編の上演時間が2時間、それに特典映像として
メイキングなどを30分、さらにはA・Bキャストで…となると
YouTubeやBlu-rayで目が肥えているお客さんも多いので
確実に2枚組もしくは2層式を選択することとなるかと思います。
次回はDVDに関してよくある質問をまとめます。
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