動画撮影テクニック設定編その② 【動画/撮影/テクニック/編集/東京/埼玉/神奈川/千葉】
設定編その①では映像収録形式のについてのお話でしたが、
その②ではビデオカメラの設定方法に関して簡単にお話をしたいと思います。
まず、大前提としてビデオカメラには
オートとマニュアルの2つのモードがあります。
オートというのは文字通り、自分で細かな設定をせずとも
カメラが勝手に考えていい感じに設定をしてくれるので
基本的には RECボタンを押すだけで撮影が出来るというものです。
反対にマニュアルはそれらの設定を自分で決められるということです。
では一体オートでどんなことをしてくれるのでしょうか?
もちろん機種によっても違いますが、一般的には以下のものが考えられます。
1フォーカス
2ホワイトバランス(WB)
3明るさ(ゲイン ISO)
4絞り(F値)
5シャッタースピード
正直、一般的にはこの5つを覚えれば充分かと思います。
しかし、いくら進化したとはいえ、フルオートで
全部カメラに任せてしまうと、不都合なことも起こります。
例えば、明るさですと、どこに基準として明るいとかくらいを判断しているのでしょう?
舞台のすみっこの照明があまり当たっていないところを基準とするのか?
舞台の中央でバッチリピンスポットが当たっているところを基準とするのか?
ではまるで違ってきます。
前者を基準とすれば真ん中は完全に真っ白になってしまい、
後者を基準とすれば、すみっこは真っ暗になります。
フォーカスも大勢の人物や照明が明転暗転したりすると
流石のAIも迷い始めることがあります。
ん?これはどこにフォーカスを当てたらいいんだ?ということです。
専門用語でいうと、ピントが引っ張られるとか泳ぐという現象です。
たった一回しかない学校行事やイベント、舞台の本番で、
いや〜カメラが誤作動しまして撮れてませんでした、
では済まされないのが我々の仕事です。
なので、マニュアルで設定して、いろいろな要素に惑わされないで
ここにフォーカスを当てるんだよ、この明るさを基準にするんだよ
ということを指示してあげる必要があるわけです。
逆に考えればこの辺りの設定をなんとなく理解することで
撮影に必要な基本的な設定が出来るようになるということです。
そして、これらの設定を自分で調節できるようになると
あらゆる場面での撮影がワンランクアップします。
その③ではこれら5つの項目の説明と
設定のコツを詳しくお話ししたいと思います。
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